ロードレースは落車への配慮も必要

自転車のロードレースを見ていると、途中でこけてしまういわゆる落車をよく見かけます。単独で転ぶことは稀で、ほとんどのケースでその後ろを走っている多くの選手が巻き込まれてしまいます。自転車ロードレースではヘルメットはかぶっていますが、体はほぼむき出しの生身の状態のため、痛々しい事故になることがしばしばです。体中をすりむいてジャージが破れてしまうのはもちろん、骨折など重大な事故につながることもあります。

ロードレースで落車をしてしまうと、ロードバイクも無事ではすみません。チェーンが外れる程度ならすぐに直してレースに復帰できますが、ハンドルが曲がってしまったり、ディレイラーが故障するとそのまま最後まで走りきるのは難しいです。サポートカーがついてきているような大きいレースなら、チームのスタッフに新しい自転車を用意してもらうこともできますが、そうでなければ最悪そこでレースは終了です。目の前の選手が突然こけると、避けることは難しいと言わざるを得ません。

しかし、できるだけそのトラブルを避けるような走り方はできます。それは、可能な限り集団の前方でレースを展開することです。当然の話ですが、危険なのはこけた選手の後ろ側です。その前を走っていれば何の問題もありませんし、ライバルたちを減らすという見方さえできます。

強いチームが集団を引っ張ってコントロールすることが多いですが、落車を避けるという意味でも、試合を優位に進めることができます。

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